2009年2月16日月曜日

エトワール

そのときに読みたいもの・見たいもの・聞きたいものを本屋やツタヤで選びながら自分の調子を測り、(わざわざ何か探すときはあまり調子が良くないときなので)対処法を考えるのですが、今日は初めて合わせ技にしてみました。映像と音とストーリーのすべてでしっくりくるものがなかったので、音でまず椎名林檎の「私と放電」を選んで、消音で手持ちの「エトワール」。

バレエ団のドキュメンタリーは他にもあり、結構どろどろしていたりするのですが、このDVDはバレエに向かう気持ちの純度が高いところを取ってきているのですごく好きです。出てくる人出てくる人、目が、輝いているわけでも澱んでいるわけでもなく、澄んだ深い淵のようなのです。椎名林檎もまた、「商売にしなければならない」ときっと誰かに教育されたのであろうことを素直に確実に実行しているのが、意外とDVDに合っていて良いです。


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