2009年8月9日日曜日

三浦展「シンプル族」とAERA「昭和妻」

三浦展「シンプル族の反乱」を読みました。たまに考察が甘いところがありますが、時流にあったネタのパッケージングが上手な人だと思います。同じ週にAERA 2009/8/3号の「昭和妻は3度破綻する」も読みました。ほぼ同世代なのにまったく違う価値観の話を同時に読んだので、他の価値観とあわせて実世代と価値観のマトリックスを作って眺めてみたのですが、たいした発見はなく、現代に合った価値観(シンプル族)か、前時代的な価値観(昭和妻)を持ってるとネタにしやすいのだなと実感しただけでした。
三浦展のシンプル族の特徴一覧やAERAの昭和妻度チェックを総合すると、自分はシンプル族のようです。昭和妻だけ、参考までに下に載せておきます。

■昭和妻度チェック (AERA2009/8/3)
1. 自宅は駅に近いのに車を手放さない
2. 「車を売れ」と忠告すれば「まず、電動自動車を買って」と言う
3. 「子どもはできれば3人欲しい」と思う
4. 「専業主婦がやっぱり一番」と考えている
5. 「親より豊かなのは当たり前」と思う
6. 「地価の下落なんて一時的」だから気にしない
7. 「リストラに遭うのは自分が悪いから」とひとごと
8. 母親が絵に描いたような「昭和妻」である
9. 働いている女友達が少ない
10. ゴルフ、テニス、スポーツクラブ通いは贅沢ではない
11. 車や家はもちろん「買い」から入る
12. 夫のことを表向きは「主人」と呼ぶ
13. レンタカー利用やタクシー代はもったいない
14. 所有と利用のどちらがとくか考えたことがない
15. 捨てるよりきれいに収納する方が好きだ
16. 「大根が安い」と聞けば車で買いに行く

三浦展「シンプル族の反乱」p.42~のリストで伝統派やシンプル族かどうかのチェックもできるので、やってみたい人はどうぞ。

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