最近、とあるきっかけで情報過多が作り出す「Level1飛空艇」症候群という3年前の記事を思い出しました。経験しないうちからすべての情報を把握しているつもりであることを、多分昔のファイナルファンタジーシリーズになぞらえて名づけたのだと思いますが、言い得た表現だと思います。
自分もどちらかというとこの症候群にかかってしまいがちな人間なのですが、フィーなしで見ることの出来る情報なんて、粒度も揃わずところどころ剥がれ落ちた、不正確なモザイクの地図みたいなものだと思うのです。地図にはただの砂漠だと描いてあるのに降りてみたらオアシスが多くて豊かな生活をしているかもしれないし、逆に肥沃な地帯だと思って降りたらただの不衛生な沼地かもしれない。地図がどのくらい正確かをある程度推測できるようになるためには、一度降りてみて、自分の目で見たものと地図とを比べてみるのが大事なのではないかと考えています。
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