ある恩師が「大学の役割は大きく3つあると思う」という話をしていたのを憶えています。いわく、
・学生に教育を提供する
・社会に研究結果を提供する
・社会に教育された人材を提供する
と。
では企業研究所の役割は、と考えた場合にも、たぶん下記の3つだと思います。
・自社製品・サービスに貢献する研究成果を出す
・自社に技術があるのをアピールすることでブランドイメージを向上する
・自社に技術があるのをアピールすることで技術力の高い人材を獲得する
実際のところどうなんでしょうね。
いつかどこかで研究所マネジメント研究はしてみたいな。
4 件のコメント:
海外の学会を見ていて思いますが,企業の研究者の方は社内コンサルみたいな役割もないでしょうか?
うーん、どうでしょうね。「長い目で見てどうなるか」というビジョンを語る役割なのではないかと思うので、私自身は、即効で役に立つコンサルとはちょっとイメージを持ってます。
おっしゃるように長期のビジョンではないです.コンサルという言葉を選んだのは適切ではなかったです.
困ったときにちょっと解決法があるか相談にくる駆け込み寺ぐらいでしょうか.
本来は、手持ちに決め手になるものがない場合に期待して相談に来れて、実際に期待に答えられる、というのが、理想ですよね。難しいと思いますが…あんまり社内に媚びすぎるのもまた役割として正しくはないですし。
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