あたし、日本の言葉を話してるんじゃないの? どうしてだれかの話した言葉のいちいちを、これはあたしの言葉に直すとこういう意味だな、ああこれはこういうことかなって、頭の中で直さなきゃいけないの?というエピソードとか。
鬱々としながら外で座っていたら雨が降ってきて、そのまま泣いてヨダレも垂らしていたらトイレに行きたくなって、そのまま「やっちゃえやっちゃえ」と思ったものの出来ず、「わたしの不幸はヨダレどまりだったのだ」となるエピソードとか。
主人公が小学生というのも、小学校のときに、クラスでうまく友達が作れなかったり、先生の言うことに「明らかに間違っているのに何で気づかないんだろう」と思うことがあったりした自分としては、ちょうど合っていたようで。
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