ラベル comedy の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル comedy の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年10月1日木曜日

DVD LICENSE vol.7


ライセンスの数年ぶりの単独ライブのDVD。
生で見に行ったときは「うーん?」と思ったネタもあったのですが、DVDで見ると面白かったです。今までのDVDの中で一番良いと思う。カメラワークが加わったのもあるのでしょうが、何よりも、しっかり練習されているというところでの完成度が、普段他のメンバーもいるライブとは段違いでした。

<本人解説>
何故このライブが存在したか
1.旅行代理店
2.愛の奇跡
3.打たれ強い男
4.校長先生のお話
5.最後に一言
6.恐怖の館
7.最強戦隊ストロンジャー
8.アイツ
9.警備員
10.あとがき
ジャケット撮影

2009年5月12日火曜日

オリエンタルラジオのストリーミング放送に美内すずえが出ていた

よしもとオンラインの5/4のオリラジの回に、美内すずえが出ていたようです。

09.05.04 - オリラジ 少女マンガの日 1 (youtube, 全部で8まで)

美内すずえといえばガラスの仮面の作者ですが、大阪出身でお笑い大好きで気さくでノリがいいのがちょっとびっくりしました。あっちゃんが熱心かつ的確なコメントで大変良い聞き手だったのもあり、インタビュー自体は見ていて楽しく気持ちのよいものでした。誰かメモしてるかとは思いますが、かいつまんで。
  • 舞台化するときは月影先生役は美輪明宏が理想 (月影先生は一度男性に演じてもらいたいらしい)
  • 北島マヤ役は少女時代の大竹しのぶ (以前舞台で)
  • 速水真澄役の理想はない、亜弓さんは役自体が難しい
  • 演出家の黒沼を描くのが一番楽しい
  • ギャグ版をやるならタイトルは「ガラスのB面」?
  • 単行本で書き直しているのは1巻ごとに流れを整えて最後に引きを作るため
  • 一方連載時には「これが面白い」と思うとぽんぽん入れてしまう
  • ガラスの仮面に限らず、漫画には作者自身が色んなキャラクターに分散して出ている
  • 10歳のとき漫画が大好きすぎて貸本屋通いを止められ「自分で読みたいものを自分で描こう」と自給自足
  • 「高校2年の12月31日までに自由に書き、デビューできなければやめて進学・就職を考える」と高校のとき親と約束してデビュー
  • 自分で思い込んで揺らがなかった
  • 漫画で育った世代なので、同世代の漫画家は皆同じようなエピソードを持っている
  • とはいえ、途中で「漫画以外の世界を見たい」と思って(多分休載中の頃でしょう)旅行や人付き合いをすると、また見えたきたものもあった
  • 10歳のとき見た坂田三吉の映画「王将」で、人間に興味を持った
  • ガラスの仮面は、坂田三吉のように1つのこと以外は駄目な人を主人公にしようとした
  • 最初は琴にしようかと思っていたが編集者曰く「本から音は出ないし、座りっぱなしだし」
  • 演劇は素人だったから、まず本を買い、次に大劇場を見に行った
  • マヤも素人だから、マヤと一緒に勉強していけばちょうど良いと考えた
  • 取材しない方が面白くなるだろうと最初は取材もしなかった
  • 劇中劇も考えるのでしんどい、連載を1つ潰して投入することもある(例:女海賊ビアンカ)
  • 本筋とは関係ないが色々できるのでオーディションのシーンが一番楽しい
  • 「全部自給自足の変態ですね、一人大喜利」 byあっちゃん
  • そんなことをしているうちにあっというまに30年経った
  • ガラスの仮面の最後はとっくの昔に決まっている
  • 1日のスケジュールの円グラフのフリップは、24時間100%仕事
  • 結果的に休みにする日もある
  • 日本の古代が面白くて浪速の古代史研究会を作っている(弥生が中心)
  • 休みは旅行する、九州なども古事記などの世界が眠っているので面白い
  • 仕事だと思って仕事に向かうとつまらない、楽しまないと仕事にならない
  • 面白いものを見たときはメモではなく物語になるので、それを書きとめるためにノートはいつも持ち歩く
  • 舞台に出して観客から反響が来ればもっとやりたいと思うので、役者も漫画家も本質は同じではないか
  • 漫画は舞台のようにリアクションが早くないので、リアクションが気になって発売日に本屋に行って立ち読みしている子を見に行ったら「速水さんが好きだったんじゃないの!?」と女子高生が叫んでいたのがぐさっと胸に刺さった
  • 読者の反応から、フェードアウトしていくキャラも(自分でも「どうかな…?」と思ったときは特に)
  • キャラにファンがつくことが多い、速水さん婚約者のしおりさんコマをびりびりに破られたものが入ったファンレターが来たことも
  • 「この先生となら28時間喋り続けられる」 byあっちゃん
  • あっちゃん画速水さん「下まつげが怖い」、慎吾くん画金持ちの御曹司絵をブタ鼻で大爆笑
  • 子供の頃は手塚先生大好き
  • 九州の面白いところは例えば高千穂、抜いてはいけない剣が刺さっており坂本竜馬が新婚旅行で抜いたので罰が当たって暗殺されたといううわさも
ちなみに、漫画が大好きすぎる+迷わず突き進むエピソードは、一条ゆかりにもありました。

2009年5月6日水曜日

ライセンス単独ライブ「LICENSE vol.7」

ライセンス、私がライブを見に行き始めたのが確か1年ぐらい前です。ここしばらく月1でやっていた「LICENSE vol.ENJOY」というタイトルのライブは後輩のカナリア、ラフコントロール、三瓶、アームストロングの4組と一緒にやっていたので、自分としては初めての単独ライブ。
コントオンリーで9本。vol.ENJOY と比べると凝っていました。その分チケット代も2.5倍ぐらいなのですが、つまらない後輩とのだれたシーンがあるぐらいなら、払うお金が多くてもこちらのほうが良いです。前回のvol.ENJOY後半のラフコントロール重岡弾劾裁判なんてつまらなすぎて途中で眠たくなって寝ましたし。

ライブはそれなりに面白かったのですが、ライセンスのコントは7,8割ぐらいが
・シチュエーション(学校、オカマ/同性愛、チャラい、根暗)
・録音を使う(2人の交互のモノローグ、もしくは藤原のナレーション)
・藤原の仮装(サンバ、アフロ)
といった、ある程度のパターンもしくはパターンの組み合わせになっている気がします。2005年のM-1歯医者復活のドラえもんのネタなどにも端的に現れていますが、今回も同様。もっと不器用ならキャラやパターンを絞って確立してから次に行っただろうに、器用貧乏が災いして中途半端にバリエーションがあって全部70点ぐらいになっている感じ。

ダントツで面白い!というよりは、ブレイクするのが早いか、外見の経年劣化により人気が落ちるのが早いか、楽しみに見ています。

2009年2月26日木曜日

ダウンタウンの漫才の作り方

いまさらなのかもしれませんが、ダウンタウンの漫才の作り方が面白かったです。

まずはオーソドックスなネタを考える、と。
例えば医者コントってテーマを決めたら、
オーソドックスな医者コントを、だーっと全部考える。
それだけでも充分おもしろいっていうネタにしておきつつ、
更に松本がやった作業って言うのは、 部分部分で、
どれだけ予想できる笑いを裏切るかって作業。
確かにこれでもおもしろいけど、
ここはこうやったらもっとおもしろい、
こうやったらもっと裏切ってる…そういうのを延々繰り返していって、
どれが一番ベストな裏切りかなぁってことを積み上げて、
ネタを磨き上げていくんだって。

Gyaoの無限大でやっていたフリートークが面白かったので、去年あたりから7,8回ぐらいライセンスのライブに行っているのですが、フリートークよりも漫才やコントなどのネタの方が、設定やネタ運びがオーソドックスというか、それぞれ限られたパターンしかないところの組み合わせで出来ているので、予想しない笑いがあまりないのですよね。

ネタを座付き作家が考えているなら「その人はライセンスのことが好きな常識的な人なのではないか」と思う(客観性も意外性もないということだからどちらもあまりいいことではない)し、2人で考えているなら「勘が良さそうな人たちだから、ベタなままで70点や75点まではぱっと行ってしまうから100点200点を目指す前に止めちゃうんだろうな」と感じます。

なので、ライブは「いつ85点90点に行くかな」「あ、やっぱり今回も違ってた」という楽しみ方も3割ぐらいあります。

2008年12月11日木曜日

LISENCE VOL.ZEPP ENJOY!!

LISENCE VOL.ZEPP ENJOY!!を買いました。ライセンスは今年ぐらいから好きで、ライブもこのDVDに収録されているもの含めここ半年ぐらい見に行ってるので買ったのですが、客観的に見るとひどいものだなあ、と。ライセンス(およびエンジョイ出演者達)を知っていて、かつ好きな人にしかヒットしないような内容で全部構成されているところが。
お笑いは気分転換になって好きなので、今年出たものであれば例えばフットボールアワーとかトータルテンボスとかオリエンタルラジオとかをDVDで借りてきて見ていますが、どれもライセンスのこのDVDよりは全然、知らない人にも楽しめるものでした。