ルフトハンザ。ミュンヘン乗換で夜バルセロナ着。
絶賛増築中のサグラダ・ファミリア。ガウディは、テクスチャの凹凸、立体感からくる感覚をすごく大事にしていたのではないかと思いました。陰影や触覚、外見から推測する触覚の感覚のようなものを。資料館の解説によると、生誕のファサードのデザインのオリジナル(↓)は、万博か何かにガウディが出展したもののようです。大聖堂内部の一番綺麗だと思われるところ。
ステンドグラスは3箇所ぐらいにしか嵌められておらず、建築の障害は、規模と時間よりは単なる資金不足なのでは、と穿って見てしまいます。塔に登り、徐々に降りながら外を眺める。塔にはそれぞれ名前がついているようです。ガウディが亡くなった後に作られたあろう部分は、ガウディを解釈しようとしながらも細部の感覚が失われているのか、なんとなく全体としてのちぐはぐ感がありました。
あまりにも建築中然としていること、ガウディの遺志の残り方の中途半端さ、の2点から個人的には少しがっかりでした。時間がなくてサグラダ・ファミリアにしか行けなかったのですが、ガウディ建築を楽しむだけなら別のものを見たほうが良さそうです。サグラダ・ファミリアを楽しむにしても、完成後に行きたい……。
こちらはカテドラル。「石が足りないので寄付しませんか!」とそこかしこに募金箱がありました。カテドラルの上から外を眺める。どうも「街並みが綺麗!」という感じではないんですよね……。
カタルーニャ音楽堂(左の奥側の建物)。世界遺産です。街中に、たまにこういうガウディと同系統の変な建物が混じっていました。
サン・ジュセップ市場。キティさんはヨーロッパのどこにでも居ると思う。昼ごはんを食べた、市場内のバル。昼ごはんのシーフードミックス。えび、小さいロブスターみたいな固い殻の甲殻類、いか、ムール貝、見たことない細長い貝のようなものをオリーブオイルでがさっと炒めただけでしたが、とてもおいしかったです。たしか18ユーロ。
以下、今回の日程です。
1日目 夜着、バルセロナ泊
2日目 バルセロナ~グラナダ泊
3日目 グラナダ観光・泊
4日目 アルプハラ観光・グラナダ泊
5日目 グラナダ~マドリッド、帰国
(補足)
ヨーロッパでの電車旅行については、まずトーマスクックの時刻表を買って所要時間の目安を計ることを強くお勧めします。検索して色んなサイトを見るより、実際の時刻表を見て考える方がよっぽど早いですよ。
2 件のコメント:
次回バルセロナへいらっしゃる際には、
グエル公園を是非散策してきて下さい。
猫もいます。
グエル公園も行こうか迷ったんですよー。
結局時間がなくてやめてしまいました…。
行っておけばよかったです……。
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