2009年6月18日木曜日

僕らが旅に出る理由

ではなく、海外旅がらみの備忘録。行ったときに書かないと忘れるので。書き出してみると、「何でこの人こんなに準備万端で行くんだろう」と思えてきましたが……。

■手荷物として持って行きたいもの

  • むくみ防止靴下・膨らまして使うU字の首用の枕・背中用の枕・耳栓・アイマスク・蒸気でホットアイマスク … 準備万端で飛行機に乗ります。私は普通の枕を首に当てるのでU字は要らない場合が多いです。「蒸気で…」は、リラックスできて大変良かったです。カイロのアイピローなどでもいいのかもしれません。
  • ロングパーカー … 機内で寝るときに着ます。現地で寒いときにも。フードつきかハイネックでジッパーつきが気温調節しやすくて良いと思います。
  • 除菌効果のあるウェットティッシュ … 状況に応じて一応。または消毒用エタノールを携帯スプレーボトルに入れて持っていると便利だと思います。
  •  … ビタミン剤、胃腸薬、下痢止め、風邪薬。湿布もあっても良いかも。
  • 歯ブラシ … 乗り継ぎのときに良いリフレッシュになります。あと、日本と違ってホテルにおいていないところも多いので、預ける方でもいいので持っておくべき。
■5日以上になる海外旅に持って行きたいもの

化粧品、常備薬、デジカメ、iPod、充電のための各種アダプタ、電源の変換器とスプリッタ、携帯のLANケーブル、マウスはまあ当然として。ちなみに衣類は100均の衣類圧縮袋に入れると便利。

  • 日本食 … お湯を入れると食べられる乾燥米飯かサトウのごはんとインスタント味噌汁。行き先によっては買えるのですが、探すのも面倒なので持って行きます。私は「何か調子悪いなー」と思ったときにごはんと味噌汁を食べると元気になります。しばしば海外の食事は塩分∝油分なので、油物を避けると一緒に塩も減る上に、米食でないのとパンを大量に食べられないことから、特に塩分・水分・炭水化物の摂取が減るようです。
  • お茶パック … 緑茶よりも、胃にやさしいほうじ茶などが良いです。水だと飽きるので。コーヒーのおいしくない地域に行くときはインスタントコーヒーも持ちます。ヨーロッパなら緑茶は一般的なので不要。
  • アーミーナイフ … もちろん預ける荷物の中で。スーパーでちょっとした野菜や果物を買ったときに切ったり剥いたりできて便利です。それ以外にも「ぷはー疲れたー」と部屋に戻ったときにワインやビール瓶の栓が抜けないと悲しくなります。フロントに電話すればいいんですけど、気恥ずかしいじゃないですか……。ちなみに今回と前回、2回連続で持って行くのを忘れているのが、このエントリーを書くきっかけです。
  • お箸・耐熱のプラスチックカップ … 部屋ご飯用。フォークでも良いのですが、一番万能なのはお箸な気がします。カップはお味噌汁用。
  • 携帯アイボン・目薬 … 部屋が乾くと目も乾きます。
  • リップクリーム … 肌では唇がまず乾きます。日光と乾燥が日本より厳しい。
  • ジップロック … 何かのときに使えるというのと、昼ごはんや果物を入れて持ち運びます(後述)。湯煎であたためたレトルトのご飯をおにぎりにしてジップロックに入れて長距離列車の中で食べるのも、個人的にはおつです。
  • エコバック … 荷物整理の袋の1つとして持ってゆき、現地ではスーパーのお買い物用に。袋が有料な地域は結構多い気がします。カルフールは特に高い。
■1週間程度以上になるときに持って行きたいもの

  • 爪切り、かみそり、眉毛切りバサミ、毛抜き … 気になったときに無いと大変ストレスになります。
  • 洗濯洗剤 … 小さなジップロックに数回分。針金ハンガーも数本あるといいかもしれませんが、大体シャワーカーテンのレールに干すので足りるかと。
  • 捨てても良い服 … 昔の上司Sさんに教わりました。着終わったらぽんぽん捨てちゃう。日本食もそうなのですが、旅の終盤になると自動的にお土産などのスーツケースの余裕分が確保できるのも良いです。
■ホテルに荷物を置いた後、まず探す(ホテルの人に尋ねる)もの

  • スーパーマーケット … 手軽な水とビタミン類(野菜・果物)の供給場所です。お出かけついでに場所と営業時間を確認。
  • コインランドリー … 数日滞在後の場合。キッチンがついているなど滞在しやすい形式のホテルの場合はホテルの中にあります。なければ、街中をうろうろしているときに見つけて心の地図にそっと書き加えたりします。
■ごはん

基本粗食。朝ごはんは、上に書いたごはんと味噌汁が無くなるまで食べて、無くなった後は長いバゲット、チーズかハム類、野菜類(プチトマトが手軽)をスーパーで買ってサンドイッチをつくって2-3等分し、1つは朝ごはん、1つor2つは昼ごはんとして、移動のときにジップロックに入れて持ち歩きます。あとは、りんごなどの果物を常備したりもします。
レストランのごはんは1食/日以下でいいと思うの。特に食にこだわりは無いし胃もそんなに強くないので、晩御飯をお惣菜で済ませてしまうことも多いです。今まで行った中で胃もたれせずに生活できたのはクレタだけかも。(お菓子は死ぬほど甘いけど)

■時差ボケ調整

簡単に言えば、飛行機の中から現地時間で生活します。
現地時間は、座席の前のテレビにフライトの現在情報を表示させれば、その中に書いてあります。
欧米の場合、現地午後着ならフライト前半、午前着ならフライトの真ん中~後半で寝るのが目安。
あとは、着いた日の夜にちゃんと部屋を暗くしてきっちりした時間に寝れば、やれることはやった、という感じです。

睡眠時間の長さは機内持ち込みの仕事量や進捗によりますが、私の場合、特に自分的睡眠コアタイムである午前0:30-3:30(現地時間)頃はとにかく寝ます。全行程を延々寝るほどまで寝つきがいい人はそういないでしょうし、仕事を持ち込んだにしてもずっと起き続けて仕事することもなかなか出来ないでしょうし、どこかで寝た方が楽なら、その後を考えたタイミングで寝るのが結局良いのではないかと思います。

ちなみに、私はわりといつでもどこでも寝られる人なので、耳栓をして、場合によっては軽くお酒を飲めば寝られます。耳栓が嫌いな人はノイズキャンセラーつきのヘッドホン・イヤホンを持ち込むとか。寝つきが悪い人は睡眠薬とか?

このやり方、渡辺千賀さんのblogで学んだような記憶があるのですが、見つかりませんでした。これじゃないし……。

■言語

「こんにちは(こんばんは)」「さようなら」「ありがとう」だけは、憶えておくと多少感じが良い人に思われる気がします。「お願い」を使うのはどうせレストランぐらいなので、知らなくてもあまり困らないかと。

■私の海外事件簿ベスト5

つい先ほど、電話会議に出ていたら突如ホテルの火災報知器が鳴り、避難に時間をとられてしまったため、久々の電話会議出れずでした。結局誤報だったのですが、途中で部屋のカードキーをなくし、フロントで再発行してもらうも動作せず、エレベーターは非常事態で停止したままのため、階段で余分に一往復する羽目になりました。30代の身には十数階までの2往復はつらいです。まあでも何も無くてよかったですが。

ということで、思い出せる限りの自分の海外での事件度としては、今のところ、


  1. ユタ州でレンタカーを横1回転させて、車は自走不可になり、本人は無傷なのに救急車で病院に運ばれる(2007年)
  2. 初海外のクレタで、飛行場停電による遅延、ダッシュで海外便乗り継ぎ&バゲッジロスト(2003年)
  3. ノルマンディで、宿泊先ホテルの最寄り駅で行き方がわからずまごついていたら、遊びに来ていたオーナーの姪に偶然出会い一緒に連れて行ってもらう(2008年)
  4. 北京のレストランで大学生にナンパされて北京ダックと韓国料理おごってもらう(2005年)
に続き、今回は5番目ぐらいの事件です。6番目か同率5番目ぐらいでニューヨークのサンダーストームによる飛行機遅延(2007年)が続く。夏のニューヨークは多いらしいので、行かれる方は気をつけてください。

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